アリゾナ大学の新しい学長が6月1日に就任することが正式に決定しました。今日、最終候補として残っていたDr. Robert C. Robbinsが、アリゾナ州の大学理事会が出した契約内容に合意しました。新学長の年収は約$988,000で、これはアリゾナ大学の学長としては、今までで一番高額になるそうです。
新学長の年収内訳
基本給 $600,000/年
住宅費 $70,000/年
年金 $108,000/キャッシュバランスプラン(年収の18%)
自家用車諸経費 $10,000/年
その他 $200,000/年(アリゾナ大学財団からの寄付)
上記の他に、業績によるボーナス的なものも追加される予定。
心臓外科医であるDr. Robert C. Robbinsは、2012年からテキサス・メディカルセンターの学長&CEOを務めていました。そこを辞めてアリゾナ大学にくるということは、さぞかしが条件が良いのだろうと思っていたのですが、実はテキサスの年収の方がおおくて、なんと$1.2 million/年らしいです。桁違いっていうのは、こういうことを言うのですね。本当に桁が違います。自分で調べて虚しくなってきました。まあ、人を羨む暇があったら、働けって話ですけどね。
彼はこう言っていたそうです。
「今まで一度も、お金に心を動かされたことはない」
一生に一度くらい言ってみたいです。
ちなみに、現学長は2018年6月まである任期の途中で辞めることにしそうなのですが、契約期間が終了するまで、年収$475,000($650,000とかいう噂も・・)を受け取ることになっているらしいのです。さらに、今年の6月から来年の6月までは、サバティカルを利用するのだとか。(その後は普通の教授として、年15万ドルほどの給料になる)
いやいや、すごいですね。アメリカと日本は違うのだなあと、改めて思いました。
そのせい、ではないと思いますが、学費は1%上がるそうです。州内からの学生が $12,228で、州外からの学生は$35,658(既に入学している学生には適用しない)。ハウジングも上がるらしいので、州外や留学生は大変ですね。
ついでに調べてみたのですが、医学系のアソシエイト・プロフェッサーが12万ドル前後、MDが付くと、プラス10万ドル、フルプロフェッサーになると更に10万ドルプラスのようです。学部長とかセンター長になると、もっと高額になると思われます。
はあー。
また明日、サボテン見て癒されようかなあ・・・